下呂まで徒歩の旅2
さてさて、歩きましょう。
くまよけの鈴と一緒にしゃんしゃん歩いてます。
喫茶「もく」でパワーをもらって力みなぎってます!
気持ち悪いくらいひとりで笑って歩いてます。
あ。モンデウススキー場が山の上に見える。
ここを過ぎると、地図に書いてあった
峠
だな。
峠。。。
文字が ふ あ ん。
前の下呂まで自転車の旅も宮峠がありました。
もう、自転車で行く気はありません。
地図だと ただの線ですから。全く予想がつかないんです。
位山峠。。。
今回の峠はどんな峠なんでしょう。
わくわく!! はしてません。
モンデウススキー場を過ぎてから、
いよいよ山道っぽく。
ちらほら、雪が。
まだまだ、この辺は雪が降るんだな〜って。
寒くなってきたな〜って。
てくてくしばらく。
でました。
車両、通行止め。
私、車両じゃない。OK
無理や危険を感じたら引き返そう。
てくてく、てくてく。
車両通行止めの意味、分かってきました。
こりゃあね。どんどん雪。
雪のないところを選んで歩いていたが、
終いには道ぎりぎりの縁石の上のみになった!
ほそぉ〜〜。
ずっと平均台状態。バランス感覚鍛えてきました。
もう雪がない場所はなくなって
一番標高が高いところはひざ下くらいまで積もってました。
はい。私、通気性抜群。メッシュのスニーカー。
いいぇい!☆びっしゃびしゃ。
いつ、積雪で先に進めなくなって引き返さなきゃいけなくなるのか。
心配していた登り下りの峠の辛さよりも雪の不安の峠でした。
でも、何とか積もった雪も少なくなってきて
足場の整った歩きを楽しめる山道に。
まさに、峠を越えて。
ほっとしたのかな。そうだね。
ト、トイレに行きたい。。。
喫茶の紅茶がそろそろね。
人の気配も建物らしきも全くなし。
この先もずっとなさそう。
んー。
んーー。
んーーー。
うん。
い... いか。
車両通行止め。
今日、私と同じ、歩こうと偶然同じ道を来た人がいない限り
ここは、無法地帯なのである。
ちょっと道の脇で。
県道98号 27歳女。
いや!せっかくなんで、真ん中で!
そんなこんなで、
このあとも、
限りなくでかい声で歌を歌ったり
何語でもない言葉を言ってみたり
無法地帯を存分に満喫したのでした。
携帯の電波はスキー場過ぎてから全くなく
長い峠や山道は音信不通。
自分の無事とか、自分がどの辺なのかとかトトロに伝えたくても
届かない。
そろそろ、人に会いたいな〜。
しばらくして、
やっと、人里に出たとき、そこは山之口でした。
トトロん家どこだ〜
つづく。