幼なじみ

今年の年賀状。


幼なじみの菊ちゃんからだ。


『去年、集中治療室に移動し、毎日が目まぐるしく過ぎています。』との内容。


集中治療室!?入院してるの!?


菊ちゃん、病気だったのか…


病にかかり、手術を受け、窓際のベッドで遠い目をしながら外を眺める菊ちゃんを想像した。


更に、病院のベッドの上で僕に年賀状を書いてくれている情景が目に浮かんだ。


彼のために何かしてあげたい。


元気が出るような何かを…


熱い思いが込み上げていた。


最近手に入った食べ物を彼に送った。


少しでも元気になれるように。


そして昨日電話がかかってきた。


僕『おー！！菊ちゃん久しぶり！体はもう大丈夫なん？』


と尋ねると


菊ちゃん『へ？なにが？』と聞き返された。


僕『だって年賀状に集中治療室入った、って…。どっか手術したんやろ？』と聞くと


菊ちゃん『…あ、ごめん。職場が集中治療室になったってことねん。』


僕『えーっ(°□°;)!!』


年賀状を読み返すと
集中治療室に『移動』したのではなく、しっかり『異動』と
書かれていた。


彼の仕事は看護士だそうだ。


なるほど…


読み間違えてたアルヨ(^_^;)


でもそのおかげで数年ぶりに話すことができ、お互い嬉しかったのでした☆


良かった〜