2010年11月18日
目をそらさないように

ゴミと言っても、普通の一軒家の『全てのもの』を丸々捨てる仕事。
家主が高齢になられ、施設に移られるとのことで家の物を全て処分してほしいというものでした。
リサイクルショップなどにも来てもらい、使えそうなものを引き取ってもらいながら作業を進めました。
最近まで住んでいたわけですから8割方使えるものなのですが、僕らがもらっても使わないので全て廃棄です。
僕はその中から使えそうなトイレットペーパーと北海道の地図などを頂きました。
大きな家具、電化製品、その他新品同様のものたちを廃棄するためトラックに積んでいきます。
『ゴメンね』とつぶやきながら。
2トン、ロングのトラックでも入りきりませんでした。
トラックいっぱいのものたちを乗せて向かった先はゴミ処分場。
リサイクルはほぼされません。
ここは埋め立て施設なのです。
埋め立て地に着くと、数十羽のカラスがゴミに群がっていました。
埋め立て場で金属や家具を分類し、積んだものたちを乱暴に投げてブルドーザーで全てを埋めます。
僕だって頭を真っ白にしないとこんなことしてられません。
ものたちに申し訳なさすぎます。
心の中では泣いていました。
この処理方法、いつまでも続くはずがないですよね。
土は、水は、確実に汚染されていきますよね。
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『ゴミの埋め立て』って、頭では知っていました。
これが毎日行われているんですね。
今回この目で見れて良かったです。
身を持って知ることができて、この経験ができて本当に良かった。
、、、やらねば。
Posted by 命輝き隊 at 23:50│Comments(0)
│スタッフ日記 トリー
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